置き場所 |
日当たりの良い室内での鑑賞をお勧めします。
しかし、高温(20℃以上)には弱いので暖房の効いた部屋では注意が必要です。
また、寒さには比較的強く、霜に当たらないベランダや軒下でも栽培出来ます。
しかし、5℃以下になると花や葉が多少傷むので、5℃以下になるような時は、
その都度室内に取り込むことをお勧めします。
~参考までに、仙波園芸での管理温度は「日中=15℃~20℃」「夜間=10℃」です。~
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水遣り |
土の表面が乾いたら、鉢の縁から葉にかからないように
たっぷりと与えて下さい。(写真1) |
写真1
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過湿には弱いので、土が乾いていないのに何度も与えたり、受け皿に水を溜めておくと
根腐れや灰色カビ病の原因になるので要注意です。
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~水遣りのタイミングを肌で感じ取りましょう!~ |
まず、水をたっぷりと与えた鉢を手に取り、その重みを感覚で覚えておきます。
一日後、二日後と毎日鉢を手に取り、日に日に軽くなっていく様子を体感して下さい。
水切れを起こすと、葉や花茎がしな垂れてきます。(写真2)
「今の置き場所では、水をたっぷり与えてから何日後にしな垂れ始めるか・その時の鉢の重さ」
を覚えておくと、ベストタイミング(しな垂れる直前)で水遣りをすることが出来るようになってくると思います。
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仮に、しな垂れてしまっても水をたっぷり与えて日陰で管理
すればすぐに元通りになるので、諦めずに面倒見てあげて
下さい。
(写真3)・・・(写真2)から3時間後。 |
写真2
写真3
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お手入れ |
こまめに枯葉は取り除いてあげましょう。(写真4) |
写真4
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そのままにしておくと、灰色カビ病が発生し、
ゆくゆくは株全体に広がってしまいます。(写真5) |
写真5
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また、花が咲き終わると種が形成され養分を取られて
しまうので、こまめに取り除いて下さい。(写真6)(写真7) |
写真6
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写真7
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花は段々に上へと咲いていき、初めに咲いた下の段から
散っていきます。
平均5~8段まで咲き上りますが、7・8分咲き終わったら
花茎の元から取り除いてあげると、全体の見た目も
綺麗ですし、新芽にも十分養分が行き届くように
なります。(写真8)
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写真8 |
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切り取った花茎は、切花としても楽しめます。(写真9) |
写真9
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花後の管理 |
4~5月頃まで花を咲かせ続けた後、夏の暑さで枯れてしまいます。
その為、本来は多年草ですが、日本では一年草扱いになります。
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